耐久性と耐震性で強みのある鉄筋コンクリート住宅

住宅の種類を大きく分けると木造住宅と鉄筋コンクリート住宅の2種類になります。

当然のことですが、これら2つの住宅にはそれぞれメリットやデメリットがあります。

例えば鉄筋コンクリート住宅は気密性が高いため内部が熱くなると言われることがありますが、はたしてそれは本当でしょうか。

まあそれはさておき、ここでは「RC構造住宅」とも言われている鉄筋コンクリート住宅の特徴を初め、そのメリット、デメリットについて見ていくことにしましょう。

まず最初に「鉄筋コンクリート住宅」の最大の特徴を挙げておきますが、それはなんと言ってもすっきりした外観の美しさではないでしょうか。

特に鉄筋コンクリートむき出しの「打ちっぱなし」の外観は都市空間にぴったりマッチしてオシャレな雰囲気に満ちている、と言えるのではないでしょうか。

特徴的なメリットとしては以下のようなものです。

では、具体的なメリットについて1ずつ書いていきます。

【メリット1・耐久性が高い】

鉄筋コンクリート造の建物は一度建てると数十年から100年以上も住み続ける事ができます。これはコンクリートの強い圧縮力と鉄筋の強い引張力の組み合わせによって可能になるものです。

ヘーベルハウスなどはロングライフ住宅というコンセプトを打ち出して親から子、子から孫世代までが住める商品を販売しています。鉄筋コンクリート造の建物の強みを最大限に活用した商品です。

【メリット2・耐震性に優れている】

鉄筋コンクリート造りは柱や梁などに鉄筋やコンクリートを使うのでとても強度が高く、建物全体も6面体構造になりますので、強度は抜群で強い耐震性を発揮します。

木造ではツーバイフォー工法も耐震性に優れていますが、やはりRC造の方が耐震性は上です。

【メリット3・抜群の気密性と断熱性】

断熱性と気密性が高いので冷暖房の効率がよくなり、これが省エネにつながります。

マンションなどに住まれた経験のある人は分かると思いますが、冬でも一軒家に比べると断然暖かいですよね。あれはマンションが鉄筋コンクリート造であり気密性が高いためです。

【メリット4・家全体が耐火構造】

コンクリートは不燃材料です。したがって家全体が耐火構造のようなもので火事に強い建物だと言うことができます。

ツーバイフォー工法も建物を面で作っていくため耐火性は比較的高いのですが、やはり不燃材料である鉄筋コンクリートには勝てません。

【メリット5・遮音性が高い】

コンクリートが外部からの音エネルギーを遮断しますので、外部の騒音が入ってきにくくなり室内の静粛性が上がります。

また、家の中で楽器などを弾く場合にも外部に音が漏れにくいです。

鉄筋コンクリート住宅にも弱点はある

メリットが非常に多い鉄筋コンクリート住宅ですが、デメリットがないわけではありません。

多くはありませんが主なデメリットとしては次の3点です。

【デメリット1・建築費が高い】

木造に比べて材料が高いため建築費も高くなります。

木造の場合に比べて坪単価が20万円くらい高くなるのが相場です。具体的に言うと坪単価は約60万円〜100万円くらいになります。

【デメリット2・重量があるため強固な地盤が必要】

鉄筋やコンクリートを使うため建物全体の重量がかなり重くなるため、しっかりとした強固な地盤が必要になります。

軟弱な地盤など土地によっては地盤改良工事や杭工事が必要になり、さらに費用がかさむことがあります。

【デメリット3・結露が発生しやすい】

気密性が高いため結露が発生しやすく、予防のための換気対策が必要になります。ただし、この点に関してはペアガラスなどで対策は可能です。

したがって、RC造の建物のデメリットとしてはお金がかかるという1点につきます。

もし、予算に十分余裕があるのであれば木造住宅よりもRC造の方がおすすめです。